本格的な積雪(12月18日)
赤谷森林環境保全ふれあいセンターの山本道裕です。
現在の赤谷の森の様子をお知らせします。
先週の土曜日(15日)から明後日(20日)まで、大分から足立高行さんが哺乳類の調査のため赤谷の森を訪れています。センターも足立さんの調査に同行しています。
さて、赤谷では土曜から日曜にかけて雪が降り積もり、当初予定していたトラップ(罠)を用いた小動物の捕獲調査ができなくなりました。代わりに、雪上に残された足跡などから種の特定や生息密度などを調べる、トラックサイン調査に方法を変更しました(もちろん、テンのサンプリングも行いました)。
昨日は、小出俣林道を歩きました。林道ゲートで積雪10cm、カツラステーションでは30cmといったところです。ゲートから林道を進むこと700mあたりからアカネズミやテンなどの動物の足跡が増え始めました。
カツラステーション近くの二次林(炭窯跡やクマの爪跡の残る木がある)には新鮮なクマの足跡があり、未だ冬眠に至っていないことが分かりました。
また、沢沿いに広がる渓畔林には、人工林や二次林とは対照的に、キツネ、タヌキ、イノシシ、テン、イタチなど様々な動物の軌跡が数多く見受けられました。哺乳類の森林の利用頻度が一目瞭然で分かりました(渓畔林では水場の他、ツル植物が目立ちました)。
さらに、本日は赤谷林道をゲートから九十九折までを同様に調査しました。天候が良かったせいか、積雪も深いところで20cm程度となっていました。
赤谷林道でも小出俣林道同様、様々な動物の足跡が確認できました。中でも小出俣林道では確認できなかったカモシカ、サルの足跡を見つけることができました。
加えて、昨年度の冬、クマが冬眠していた木の周辺には、親子と思われる2頭のクマの足跡が確認できました。(こちらも冬眠には至っていない様子です)
これから雪上トレッキングの季節を迎えますが、機会があれば安全に留意しながら散策してみて下さい。新鮮な発見があるかも知れません。
(カツラステーションの様子)
(ホンドテンの足跡)
(ツキノワグマの足跡)
(ツキノワグマの足跡)


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